教室のあゆみ
1947-1975【初代】佐藤八郎教授
佐藤八郎教授
鹿児島県出身。戦後昭和22年7月、鹿児島大学医学部の前身である県立鹿児島医専に第ニ内科が新設されるのに際し教授に就任。フィラリア風土病の調査研究、肝臓病の診断、胃癌の早期発見などの研究で第二内科学教室は全国的に注目を浴びた。
日本内科学会を中心として、日本消化器病学会、日本内視鏡学会、日本肝臓学会、日本癌学会、日本熱帯病学会の役員としてそれぞれ指導的役割を果たした。
昭和55年勲二等瑞宝章受賞。
平成5年 10月22日逝去。
佐藤教授回診風景
佐藤内科同門会総会
前列中央に佐藤教授前列右端は橋本教授
移転前の鹿児島大学病院(城山町)
1975-1989【第二代】橋本修治教授
橋本修治教授
鹿児島県出身。昭和22年台北大学卒業後当科に入局、 初代教授の直系の門下生。
肝機能検査として膠質反応研究に着手し、当科での肝臓研究の基礎を築いた。
消化器、肝臓、胆膵、血液、腎臓、循環器の6分野にわたり広範囲な研究指導を展開した。
平成18年11月7日逝去。
橋本教授最終回診風景
1989-2004【第三代】有馬暉勝教授
有馬暉勝教授
鹿児島県出身。昭和39年岡山大学卒業後、岡山大学第一内科講師を経て平成元年に当科教授就任。
C型ウイルス肝炎診断法で中国との学術交流が始まり、平成5年中国上海で白玉蘭栄奨受賞。
研究分野は呼吸器、糖尿病が加わり8分野とさらに広がった。
有馬教授回診風景
平成10年ごろの病棟
鹿児島大学桜ケ丘キャンパス全景(平成11年頃)
2005-2013【第四代】坪内博仁教授
坪内博仁教授
高知県出身。昭和47年鹿児島大学卒業後当科に入局。
当科講師を経て平成4年宮崎医科大学医学部第二内科教授に就任し、平成17年6月当科教授就任。
退官後の現在は鹿児島市立病院長を務める傍ら、ライフワークであるHGFの薬剤化に向けた研究にも精力的に取り組む。
坪内博仁教授最終回診の日に
2014- 【第五代】井戸章雄教授
井戸章雄教授
宮崎県出身。昭和59年長崎大学卒業後、宮崎医科大学講師、京都大学医学部助教授、当科准教授を経て平成26年1月より同教授。
井戸章雄教授回診風景