当研究室(遺伝子治療・再生医学分野)では、再生医療、遺伝子治療、バイオテクノロジーと先端医学開発の研究を行っています。

【New!!】2024年度 自主研究(必修) が終了しました! - 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 運動機能修復学講座 遺伝子治療・再生医学分野

2024年度 自主研究(必修) が終了しました!

 

医学科4年 上村 さくら さん

私は今回の自主研究で初めて研究というものに触れました。最初は不安なことが多かったですが、実験器具の扱い方、記録の仕方や論文の検索、読み方など様々なことを丁寧にご指導していただいて、その都度質問しながら取り組むことができました。2ヶ月半という期間は、自分にとってはとても忙しかったですが、その分得られることも多く、研究というものの一端に触れることができ、とても良い経験をすることが出来ました。お忙しい中、指導してくださった研究室の皆さん本当にありがとうございました。

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医学科4年 増田 光姫 さん

今回の自主研究以前から同じテーマで自主研究を行っていたが、週1回という制約上殆どの操作やプロトコルの作成を先生に委任していた。今回初めて自分で一連の実験を行い、プロトコルの作成にも関与することができたことで、上手くいかなかった原因を自分で分析・考察し、改善策を次の実験に組み入れるという、研究開始時に目標にしていたPDCAサイクルに沿った研究を実践できたと思う。また、論文セミナーの発表や先行研究の確認のために、普段は読む機会がない論文を読み、自分の研究の立ち位置の確認や新たな知見の学びを得ることができた。この自主研究期間を通して、以前の週一回の自主研究では行えない実験手技や研究発表を行うことができ、自分の研究の意義や展望について考える良い機会になった。この研究の機会を提供してくださった遺伝子治療・再生医学分野の先生方には改めて感謝申し上げたいと思う。

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医学科4年 中村 怜 さん

約2.5ヶ月間、自主研究に参加させていただきました。オリエンテーションの日、先生から「ここでは最高峰の研究が学べるよ。」と言われました。当時はその言葉の意味がよくは分かっていませんでしたが、この期間を終えて本当にそうだと思いました。情熱とプライドを持って、真摯に研究に向き合われている皆さんはとてもかっこよかったです。具体的にそう思った理由を記します。まず、研究室の先生方・先輩方は、知識や技術を惜しみなく教えてくださりました。実験を進める上では、プロトコールを見るだけではわからない細かな注意点があります。研究をほとんどしたことがない自分にも丁寧に教えてくださり、一方で、ときに教えすぎずに気づきを促してくださったり責任を与えてくださったりすることで成長することができました。「優れた研究者を育てる最高の環境がここにはある」と感じました。また、先生方の研究自体に対する熱量は勿論、研究成果を論文やスライドで表現する際のプロ意識に圧倒されました。特に発表用のスライド作成に関して、聞き手にとって1秒で内容が入ってくるようなスライドを作るため、隅から隅までこだわり抜いておられました。研究室内で週1回論文を発表する論文セミナーでは、自分も発表機会をいただき、いい経験ができました。「聞き手ファースト」の精神が重要だと学びました。この期間を通して、適度な緊張感とうまくできたときの喜びを味わうことができました。ご指導くださった小戝教授をはじめとする研究室の皆さんに心より感謝申し上げます。

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医学科4年  東 遼志 さん

私は医学科4年次自主研究で約2ヶ月半の間、遺伝子治療・再生医学分野でお世話になりました。私は一年生の頃にも自主研究でこの研究室にお世話になっていました。当時は週に1、2回半日ほどラボを訪れ、その日に行われる実験の手技をさせていただきました。まだ医学をほとんど習っていなかった時期だったこともあり実験の全体像を理解することができず、「研究者」がどういったことをしているのかさえよく分かりませんでした。4年生には毎日研究室に通える期間があると聞き、またこの研究室でより深く研究をしてみたいと始まる前から考えていました。いざ始まってからはあっという間に時間が過ぎました。最初はこの期間に行う研究の打ち合わせから始まり、慣れない手技は丁寧に教えていただきました。ようやく実験や研究室に通う生活に慣れてきた頃にミスをして実験がやり直しになったり、大学院生の方に混ざって英語の論文を精読したりしました。そうこうしているうちに今度は最終発表の準備をしなければならず、頑張って乗り越えたと思ったらこの4年次自主研究の期間が終わってしまいました。短い期間ではありましたが、研究のさまざまな面を見ることができました。誰も知らないことに挑戦し、試行錯誤する面白さは他に変え難いものでした。研究は仲間と勉強し合い意見を出し合い、研究者一人一人ではなくチームで行われていました。調べて終わりではなくそれを実臨床へ応用するところまでを見据えているのもとても印象的でした。そして私が想像していたよりもはるかに多くの時間と労力が注がれていることを知りました。挙げ出したらきりがありません。本当に濃い2ヶ月半を過ごすことができました。私自身が将来、医師としてどのような道を進むのかはまだ分かりません。しかし、いずれの道を進むとしてもこの期間に経験させていただいたことは大変貴重な財産となっていくと思います。4年次自主研究の希望先を悩んでいる後輩がいたら大変だとは思いますがぜひお勧めします。最後になりますが、遺伝子治療・再生医学分野の皆様には本当にたくさんのご指導をいただきました。心より感謝申し上げます。

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 4年生の皆さん、お疲れ様でした♪

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鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 遺伝子治療・再生医学分野

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