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転科した医師(大学教員)

他県で脳外科医として勤務後
現在はリハ科に転科し
大学病院スタッフとして在職

Q. リハビリテーション科の専門医を取得しようと思ったきっかけは?

脳外科医として後遺症や障害について考えさせられた

もともと私は脳神経外科医として働いていました。関わってきた脳神経疾患患者さんが抱えるさまざまな後遺症や障害、生活上の問題などに積極的に、適切に対応することができる力を身につけたいと思い、リハビリテーション科専門医を目指しました。

Q. なぜ鹿児島大学リハビリテーション科で研修したのか?

医局の雰囲気が大変良く、「ここだ!」と確信

脳外科からリハビリテーション科への転科に際して、専門的にリハビリテーション医学を、一からしっかりと勉強したいと思っておりましたので、複数のリハビリテーション専門医が診療にあたっており、さらに教育、研修体制が充実している病院を探しました。
鹿児島大学リハビリテーション科へ見学にきてみて、私の条件にピッタリであった上に、医局の雰囲気が大変良く、「ここだ!」と確信し、決めました。

Q. リハビリテーション科として働いている感想

リハ科で学んだ総合的アプローチは、脳神経外科医時代には気付かなかった医療を
患者さんへ提案・提供できていると強く実感

脳神経外科で身につけた、脳外科疾患の病態や周術期治療方法やその内容、経過、画像についての知識などが、脳神経疾患のリハビリテーション治療におけるリスク管理や予後予測などに大変役立っていると感じます。また、一方で、入局後に学んだ、リハビリテーション分野では基本である、機能や活動、環境などを考慮した多面的な評価方法や、麻痺や痙縮に対する治療、装具療法や物理療法の理解と実践、さらには患者さんがよりよく生きるために、それぞれの生活や個人的因子までを考慮した全人的、総合的なアプローチは、脳神経外科医として勤務していたときには、思いつくことすらできなかった医療を患者さんへ提案、提供できていると強く感じます。

年次研修 1年目 2年目 3年目 4年目
研修病院 鹿児島大学
(霧島リハビリテーションセンター)
鹿児島大学
(霧島リハビリテーションセンター)
鹿児島大学
(霧島リハビリテーションセンター)
鹿児島大学本院
研究関連
(大学院進学など)
      2018年4月大学院入学
その他
(他の資格取得など)
義肢装具等適合医師研修会
2016年
障がい者スポーツ医
2017年
リハビリテーション医学会認定臨床医
2018年3月
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
2018年7月
リハビリテーション医学会リハビリテーション専門医
2019年3月

現在の状況(働き方)

大学病院の急性期病棟において
多岐にわたる治療介入や研究に励む日々

大学病院の急性期病棟において、脳神経、整形外科疾患、心臓血管疾患、内部障害など、多岐にわたる疾患に対するリハビリテーション処方ならびに必要に応じて療法士と一緒にリハビリテーション治療介入を行っています。また、定期通院外来においては、痙縮治療(投薬、ボトックス治療、神経ブロック)、装具適合フォロー(必要に応じて調整や再処方、作製)、社会復帰支援など行いながら、長期にわたって患者さんと関わっています。週1回は隣の宮崎県にある総合病院で外来診療や回復期病棟の患者さんの診療に携わっています。疾患構成が大学病院とはやや違い、また、小児患者も多く、大変勉強になります。
研究については、科研費を取得して、リハビリテーション分野における新たな評価や治療法を探究中です。
また、障がい者スポーツ医として、2023年に鹿児島県で開催予定の全国障害者スポーツ大会に向けての障害区分判定を行う資格審査員として活動しています。

リハビリテーション科医の仕事は、
とても魅力的でおもしろい

専門的な知識や技術をいかして、あらゆる疾患、年齢層の患者さんが抱えるさまざまな障害や問題をしっかりと拾い上げ、患者さんと一緒に、山あり谷あり、それらに向き合いながらよりよい生活を目指していくリハビリテーション科医の仕事は、とても魅力的でおもしろいです。
鹿児島大学病院では、多種多様な疾患の診療に関わる必要があるため、私のように他科から転科してきた場合でも、もとの科で身につけた知識や技術を活用しながら、充実した研修ができると思います。一緒にがんばりましょう。入局お待ちしております。