倫理委員会の承認を得た研究

進行期乳房外パジェット病に対するドセタキセルを中心とした化学療法の効果と新規TNM分類作成に関する多施設共同研究

研究課題名および研究代表者 「進行期乳房外パジェット病に対するドセタキセルを中心とした化学療法の効果と新規TNM分類作成に関する多施設共同研究」
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院 感覚器センター皮膚科
講師 藤井 一恭
対象 2005年4月から2012年9月の間に鹿児島大学医学部・歯学部附属病院感覚器センター皮膚科を受診して化学療法を受けた乳房外パジェット病の方および、原発巣が真皮内浸潤を生じている乳房外パジェット病)の方を対象とします。
研究機関名
  • 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 皮膚科学
  • がん・感染症センター 都立駒込病院皮膚科・皮膚腫瘍科
  • 京都大学医学部付属病院 探索医療センター検証部診療支援部
  • 虎の門病院皮膚科
  • 東京大学大学院医学系研究科皮膚科
  • 新潟県立がんセンター皮膚科
  • 兵庫県立がんセンター皮膚科
  • 富山県立中央病院皮膚科
  • 九州大学大学院医学研究院 臨床医学部門外科学講座 皮膚科学分野
  • 静岡県立がんセンター皮膚科
  • 筑波大学大学院人間総合科学研究科 病態制御医学専攻 皮膚病態医学分野
  • 国立がん研究センター 中央病院皮膚腫瘍科
  • 北海道大学大学院医学研究科形成外科
  • 信州大学医学部皮膚科

目的

本研究は進行期乳房外パジェット病に対して行われた化学療法を確認するとともに病期分類作成のための臨床調査を行い、ドセタキセルを中心とした化学療法の検討と新規病期分類を作成することを目的とします。

方法

2005年4月から2012年9月の間に鹿児島大学医学部・歯学部附属病院感覚器センター皮膚科を受診して化学療法を受けた遠隔転移を生じた乳房外パジェット病の患者さんについて、奏効率、生存期間、有害事象、投与回数、転機を調査します。さらに、真皮内浸潤を生じている乳房外パジェット病患者さんの原発巣の浸潤程度・深さ、リンパ節転移有無・個数、センチネルリンパ節生検の有無・同定法、遠隔転移の有無・場所、観察期間、RECIST評価、転機を調査します。鹿児島大学医学部・歯学部附属病院感覚器センター皮膚科で集積した症例を連結可能匿名化して、対応表を提供せずにがん・感染症センター都立駒込病院皮膚科・皮膚腫瘍科で臨床データを管理します。集積されたデータは、がん・感染症センター都立駒込病院皮膚科・皮膚腫瘍科および京都大学医学部付属病院探索医療センター検証部診療支援部で行います。

意義

これまでに進行期乳房外パジェット病に対する化学療法の有効性を示す臨床研究はされておらず症例報告がされている程度です。また本疾患は独自の病期分類がないのが現状となっています。本研究で、進行期乳房外パジェット病に対するドセタキセルを中心とした化学療法の効果についての検討が行われると本疾患に対する標準的な化学療法の確立にも寄与できます。さらに新たな病期分類の確立にも役立てることができます。

個人情報の扱い

調査結果の発表や出版に際しては個人が特定されるような情報は掲載しません。得られた資料はすべて連結可能匿名化することとし、研究計画書に記載した以外の研究には使用しません。
個人情報を含む資料は鍵のかかる保管庫で管理し、研究終了後、コンピュータ上のデータは個人情報が特定できない形で保管し、研究終了後に廃棄します。

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進行期乳房外パジェット病に対するS-1,ドセタキセルを中心とした化学療法の効果に関する研究

研究課題名および研究代表者 「進行期乳房外パジェット病に対するS-1,ドセタキセルを中心とした化学療法の効果に関する研究」
鹿児島大学医学部・歯学部附属病院 感覚器センター皮膚科
講師 藤井 一恭
対象 2005年4月から2013年12月の間に鹿児島大学医学部・歯学部附属病院感覚器センター皮膚科を受診してS-1、ドセタキセルを併用した化学療法を受けた乳房外パジェット病の方を対象とします。
研究機関名
  • 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 皮膚科学

目的

本研究は進行期乳房外パジェット病に対して行われた化学療法の効果を確認することを目的とします。

方法

2005年4月から2013年12月の間に鹿児島大学医学部・歯学部附属病院感覚器センター皮膚科を受診してS-1、ドセタキセルを併用した化学療法を受けた遠隔転移を生じた乳房外パジェット病の患者さんについて、奏効率、生存期間、有害事象、投与回数、転機を調査します。

研究の意義

これまでに進行期乳房外パジェット病に対する化学療法の有効性を示す臨床研究はほとんどされておらず症例報告がされている程度です。

本研究で、進行期乳房外パジェット病に対するS-1,ドセタキセルを中心とした化学療法の効果についての検討が行われると本疾患に対する標準的な化学療法の確立に寄与できます。

個人情報の扱い

調査結果の発表や出版に際しては個人が特定されるような情報は掲載しません。得られた資料はすべて連結可能匿名化することとし、研究計画書に記載した以外の研究には使用しません。

個人情報を含む資料は鍵のかかる保管庫で管理し、研究終了後、コンピュータ上のデータは個人情報が特定できない形で保管し、個人情報を含むその他の資料はシュレッダーにより粉砕後、廃棄します。

問い合わせ先

鹿児島大学医学部・歯学部附属病院 感覚器センター皮膚科
講師 藤井 一恭(フジイ カズヤス)

〒890-8544 鹿児島市桜ヶ丘八丁目35番1号

TEL 099-275-5388  FAX 099-275-1134