当研究室(遺伝子治療・再生医学分野)では、再生医療、遺伝子治療、バイオテクノロジーと先端医学開発の研究を行っています。

【終了しました】特任助教を募集しています - 鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 先進治療科学専攻 運動機能修復学講座 遺伝子治療・再生医学分野

特任助教

鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 

(遺伝子治療・再生医学分野ならびに南九州先端医療開発センター)

 

癌特異的増殖・殺傷するように遺伝子改変した「腫瘍溶解性ウイルス」(OV)に、免疫遺伝子を搭載して劇的な癌免疫誘導を可能とする「腫瘍溶解性免疫治療(癌免疫遺伝子・ウイルス治療」は、2015年末の欧米医薬承認のように、革新的な癌免疫治療の研究分野として世界的に期待されています。我々は癌免疫遺伝子治療の研究を欧米で25年程前に世界に先駆け開発し、その後、従来技術を凌ぐ次世代OVを網羅的に作製・解析可能な唯一のプラットフォーム技術の「多因子制御の増殖型アデノウイルス:m-CRA」を、本邦で独自開発しました。第一弾医薬のSurv.m-CRA-1は、既存・競合医薬の性能を凌ぎ、さらに本学でのFirst-In-Humanの医師主導治験でも有望な治療効果を示しています。グローバル実用化に向けて推進し(AMED革新がん事業)、膵癌についても本年度に医師主導治験を開始する予定です(AMED橋渡し事業シーズC)。また癌転移も有効に治療できる免疫遺伝子搭載のSurv.m-CRA-2の非臨床開発も進行中で(AMED橋渡し事業シーズB)、さらに新規免疫誘導遺伝子搭載m-CRAの網羅的な開発(基礎研究)を強力に進めています。

また本学では「基礎研究で創出される創薬・医療機器・再生医療等製品のシーズを、実用化(産業化)まで切れ目なく研究開発を進める」ことを目的として、南九州先端医療開発センターを設置しました。同センターのメインプロジェクトの一つとして、本シーズの橋渡し研究も強力に進めています。

今回、「革新的な癌免疫遺伝子・ウイルス治療を目指した新規免疫遺伝子搭載のm-CRA開発の基礎研究」ならびに「本シーズも含めた本学の橋渡し研究」に、熱意を持って取り組む特任助教1-2名を募集します。

 

1.所属:鹿児島大学大学院医歯学総合研究科

2.職名・人員:特任助教 1-2 名

3.内容:上記の研究、関連する教育・その他の業務 

4.着任時期:2020年4月以降

5.応募資格:博士の学位取得後10年以内の若手研究者で、分子生物学分野で十分な研究実績(原則としてポストドク)を持つ、意欲的かつ協調性がある方。

6.問い合わせ先:鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 遺伝子治療・再生医学分野

電話番号:099-275-5219

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大学院生・スタッフ募集

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鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 遺伝子治療・再生医学分野

医学部基礎研究棟3階
(エレベーターを出てから左の教室です)

鹿児島県鹿児島市桜ヶ丘8丁目35-1
TEL.099-275-5219
FAX.099-265-9721

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