『多能性幹細胞の腫瘍化原因細胞をがん特異的制限増殖型アデノウイルスにより特異的に除去する新技術』が2016年BIOINDUSTRY2月号「特集:細胞識別・選別技術の最前線―再生医療の安全性向上に向けて―」に掲載されました。
本稿では、我々が独自開発したがん治療薬の「多因子制御によるがん特異的増殖型アデノウイルスベクター(m-CRA)」技術を応用した、多能性幹細胞の中の腫瘍化原因細胞の新たな除去技術を紹介しています。m-CRAは腫瘍化原因細胞中のみで増殖し、これらを直接・特異的に殺傷・除去できるため、再生医療における腫瘍化阻止の新たな技術として期待されています。
2016年BIOINDUSTRY2月号「特集:細胞識別・選別技術の最前線―再生医療の安全性向上に向けて―」