2022年2月18日に小戝健一郎教授を研究開発代表者(総括責任者)、永野聡教授(医学部保健学科 理学療法学専攻 臨床理学療法学 教授)を治験調整/責任医師とする研究グループは、世界初の悪性骨腫瘍に対する承認(実用化)を目指した、腫瘍溶解性ウイルスの第Ⅱ相医師主導治験(多施設共同)を開始したことを記者会見にて発表いたしました。
独自開発した腫瘍溶解性アデノウイルスのSurv.m-CRA-1(サバイビン反応性・多因子増殖制御型アデノウイルス)の第Ⅰ相試験を実施・完了し、安全性と治療効果の両面で良好な結果を得ました。
今回、この成果を踏まえ、世界初の悪性骨腫瘍への承認(実用化)を目指した多施設共同(鹿児島大学、国立がん研究センター中央病院、久留米大学)の第Ⅱ相試験を開始します。
詳細は以下をご覧ください。
・日本医療研究開発機構(AMED) プレスリリース
・鹿児島大学 トピック
・鹿児島大学 医歯学総合研究科 トピック
・鹿児島大学病院 お知らせ
各種新聞・テレビニュースに以下のように掲載・報道されました。
● テレビニュース報道
・2022年3月8日 KTS鹿児島テレビ KTS NEWS
「治療法未確定の『悪性骨腫瘍』鹿児島大学が新治療薬を治験」
・2022年2月18日 KYT 鹿児島読売テレビ かごピタNEWS
「治療困難…悪性骨腫瘍 鹿大が世界初"ウイルス治験"」
・2022年2月18日 NHK NEWS 鹿児島県のニュース
「『悪性骨腫瘍』治験を開始 3年後の実用化目指す 鹿児島大学」
● 新聞記事掲載
・2022年2月19日 南日本新聞
「『希少がん』悪性骨腫瘍の治療薬、開発最終段階に 鹿児島大病院
25年実用化目指し治験開始」
・2022年2月22日 化学工業日報
「鹿児島大、がん治療用ウイルスP2開始」
・2022年2月24日 日経バイオテクONLINE
「鹿児島大、悪性骨腫瘍に腫瘍溶解性アデノウイルスの第Ⅱ相医師主導
治験を開始」
・2022年2月24日 Medical Tribune
「腫瘍溶解性ウイルス、希少がんで第Ⅱ相開始」