平成26年度大学院生(修士課程ならびに博士課程)を募集いたします。
【博士課程の平成26年4月入学の第2次募集が始まります】
出願期間は2月上旬〜2月中旬、合格発表が3月上旬の予定となっております。
詳しくはこちらをご覧ください。
鹿児島大学大学院医歯学総合研究科医科学専攻修士課程は平成25年度入学生より下記2つのコースにより編制されます。
- 先端バイオサイエンスコース
修士課程修了後に博士課程への進学を考えており、将来的には医科学研究者を目指す学生を対象に、生命科学全般にわたる考え方・知識の向上及び先端研究技術の修得に重点を置いた教育指導を行います。
- 高度メディカル専門職コース
コメディカルスタッフ等の高度専門職を志向する社会人学生を主な対象とし、本コース修了後に鹿児島県内の中核医療機関のそれぞれの部門で、専門的な知識や修士課程で学んだ考え方などを活かしながら活躍する、中核医療機関としての役割を果たせるような人材育成を目指します。
【修士課程の平成26年4月入学の第2次募集が始まります】
出願期間は1月下旬〜2月上旬、試験は2月中旬、合格発表が3月上旬の予定となっております。
詳しくはこちらをご覧ください。
当研究室では、医学部だけでなく、歯学部、薬学部、獣医学部、理学部、工学部、農学部、栄養学部、家政学、専門学校、その他学部を卒業あるいは卒業見込みの方で、研究意欲・好奇心旺盛な大学院生を募集しています。
実際これまでに他大学/他学部(栄養学部、薬学部、保健学科、理学部)出身の5名の修士学生が入学、全員が卒業し、大学の臨床現場、大学特任研究員、公的機関(県庁)へ就職、あるいは医学部医学科へ進学しています。修士の仕事はその後発展して、既に一流英文誌に論文発表されているものもあり(さらに発展して現在進行中のものあり)、もちろん研究をした修士卒業生はその貢献に従い、共著者となっています。
また、5名のうち2名は社会人学生であり、夜間や日曜の時間を利用して、癌やES/iPS細胞の実験を行い、立派な生命科学の研究成果の修士論文を完成して、卒業しています。
教授初め、若いスタッフの、活気ある研究室ですので、研究に興味のある方は、質問や研究室の見学含めどうぞ気軽にご連絡ください!
大学院生の声
井手 佳菜子さん 平成25年度博士課程入学
(当研究室にて平成23-24年度修士課程修了・平成25年3月学位取得)『再生医療』なんてそんな大それたこと、私にできるのかな?
一番最初にこの研究室を見学に来た時に感じた素直な感想でした。
私が初めて当研究室に来たのは修士課程に入学するときでしたが、遺伝子組換えやウイルスベクターの作製などについては全くの無知で、最初はとても不安でした。
しかし、小戝教授をはじめとするスタッフの先生方の熱心な指導のおかげで、日々たくさんの新しい知識を吸収することができ、楽しく研究に取り組むことが出来ています。
教室の雰囲気はとても温かく、人見知りな私も(?)すぐに打ち解けることができたので、研究に集中しやすい環境に恵まれていると思います。
みなさんもぜひ一度、私たちの教室の風を感じにきてください♪
堀川 良治 先生 平成25年3月博士学位取得(医学博士)
平成19年より約3年間、遺伝子治療・再生医学教室にて研究を行わせて頂きました。
私は元々整形外科医ですので、骨原発性悪性腫瘍のひとつである骨肉腫を標的としたm-CRAの解析を行いました。その結果、m-CRA作製において特異性をさらに高めるための条件について新しい知見を示すことができ、博士号を取得させて頂きました。
当初ピペットマンの使い方もわからないような素人の私が、このようなひとつの仕事を成し遂げられたのも、偏に貴重な時間を割いて度々直接御指導してくださった小戝教授をはじめ、当教室に関わるすべての皆様のおかげであり、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。本当に、どうもありがとうございました。
和田 忠久さん 平成24年度医学科入学(当科で2-3学年の自主研究を実施中)
(当研究室にて平成21-22年度修士課程終了・平成23年3月学位取得)
私は病院薬剤師として勤務しながらの社会人大学院生だったので、実験は主に夜間、土日等に行っていました。また、分子生物学の実験はほとんど行ったことがなく、知識も技術もありませんでした。そんな私が無事に2年間で修士号を取得できたのは、小戝教授をはじめ、スタッフの先生方が時間を惜しまず一から丁寧にご指導してくださったこと。また、他の大学院生の協力があったからだと本当に感謝しています。
現在は医学部の学生として当教室にまたお世話になっていますが、当教室は指導体制、実験機器等、とても環境に恵まれていると思います。
少しでも興味のある方は、是非見学に来られることをお勧めします。