2025年11月7~9日に鹿児島市で第11回日本HTLV-1学会学術集会(大会長:鹿児島大学血液膠原病内科学 石塚教授)が開催されました。同時に、HTLV-1啓発のため、9日には、学会場と同じ会場で2025年世界HTLVデー記念講演があり、7-9日にはアミュランのライトアップも行われました。
本会は、全国の基礎から臨床、そして各診療科の垣根を越えて、HTLV-1の研究者が集う場です。それぞれの疾患分野でのエキスパートが集まりますので、最新の研究について学ぶことができ、とても勉強になりました。
また、今回は第11回目となりますが、新たな試みとしてEarly Career Developmentと題して若手研究者による研究発表とディスカッションが行われました。
学会会場よりも小さな研修室で、聴衆の顔がわかる距離での発表という、お互いの距離が近く、普段とは異なる雰囲気でした。質疑応答では諸先輩方から直接質問を受けるなど緊張する場面もありましたが、若手を育てるという思いの下、どちらかというと研究で行き詰まっている点に関して、様々なアドバイスもいただける機会となりました。指導者もお互い、声がかけやすい距離でのディスカッションとなり、活発に意見が交わされ、そのお話を聞いているだけでも多くのことを学ぶことができました。
8日の懇親会では、鹿児島らしい食事、大会長自ら踊るおはら節と、大いに盛り上がり交流させていただきました。
今回学んだことを、臨床や研究に生かしていきたいと思います。







