2025年9月19日(金)・20日(土)に北九州市小倉で開催された第36回日本末梢神経学会学術集会に当科より参加しました. 会期中は多くの演題発表が行われ, 活発な議論が展開されました.
当科からは以下の発表を行いました.
・袁軍輝:シンポジウム「SCN9A 遺伝子異常による末梢神経障害の病態生理と発症メカニズム」
・穂原貴裕:学会賞候補演題「LRP12 遺伝子の CGG リピート伸長による遺伝性末梢神経障害患者60名の臨床像の検討」
・安藤匡宏:一般演題「遺伝性神経疾患における RFC1 遺伝子解析 ― 72症例についての臨床的検討」
・吉村明子:ポスター「家族歴を欠く遺伝性ニューロパチーの遺伝子診断率と分布の実態」
・森拓馬:ポスター「moga-CHOP療法における自己免疫性末梢神経障害のリスク」
本学会では, 当科における末梢神経研究の成果を報告するとともに, 他大学の先生方と活発に意見交換を行いました. また、CMT患者会の方々とも交流の機会を得ることができ, 研究成果を社会に還元する意義を改めて実感しました.
今回の学会参加を通じて得られた知見を今後の診療・研究活動に活かし, 末梢神経疾患の病態解明と治療法の開発に引き続き取り組んでまいります.
