お知らせ

2024年9月6日(金)・7日(土)に当教室主催による第35回日本末梢神経学会学術集会が鹿児島県医師会にて開催されました.
日本末梢神経学会は脳神経内科,整形外科, リハビリテーション科, 基礎の先生方が「末梢神経」をテーマに様々な視点から議論する場となっています.今回は末梢神経障害の真の原因を解き明かすというコンセプトで企画し、139の公募演題に加えて, 4つの教育講演, 6つのシンポジウムなど執り行いました.

当科は全体運営に加えて以下の発表を行い, 議論を深めることができました.

<会長講演>
「末梢神経障害-真の原因を求めて-」髙嶋  博

<シンポジウム>
「遺伝性ニューロパチーの解明に向けた遺伝子解析の進歩と課題」安藤 匡宏
「Charcot-Marie-Tooth 病の治療の進歩」岡本 裕嗣

<スポンサードセミナー>
「成人 SMA 診断のピットフォールと治療」橋口 昭大

<ポスター発表>
「多様な臨床症状を呈する本邦の GARS 遺伝子変異による CMT2D/HMN5 12 例の 検討」穂原 貴裕
「本邦における DYNC1H1 関連疾患 8 症例についての臨床的検討」児島 史一
「次世代シーケンシングによって検出された DNMT1 変異の機能的検証」袁 軍輝
「ソルビトール脱水素酵素遺伝子変異を認めた遺伝性ニューロパチーの 6 家系」湯地 美佳
「日本における遺伝性ニューロパチーの包括的遺伝子解析」吉村 明子
「MPZ 遺伝子変異による Charcot-Marie-Tooth 病は多様な電気生理所見を呈する」矢野 直志
「SIGMAR1 遺伝子変異を同定し得た dHMN 5 家系 6 症例の臨床的検討」兒玉 憲人

来年度の第36回大会は産業医科大学整形外科が主催されます.来年も参加し,当教室の遺伝性ニューロパチー研究の情報について積極的に発信していきたいと思います.

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