AAN (American Academy of Neurology:米国神経学会)が2024年13日〜19日にColarado州Denverで開催した年次総会に参加してきました。
アメリカだけでなく各国から多くの参加者がおり、それぞれの国々で行われている最新の神経領域の治療/研究に触れることができました。
鹿児島からは、
﨑山佑介講師が <Etiological insights on Encephalitis and Encephalitis-Like Central Nervous System Disease: Brain Tissue Metagenomc Next-Generation Sequencing>を、
穂原貴裕医師が <CGG Repeat Expansion in LRP12 Causes Inherited Peripheral Neuropathy>を、
矢野直志医師が <Visual Evoked Potentials iin MOG Antibldy-associated Disease>を、
それぞれ発表してきました。
Denverは、ロッキー山脈など山々に囲まれた標高1000m程度の高地にある都市で、そのためか天候は晴れが多く、日本に比べて乾燥したからっとした空気が印象的でした。4月は暖かいですが、ロッキー山脈の麓から頂点にかけて多くの白い残雪が光り、また街中でも雪が降るなど、盆地ゆえの寒暖差が大きい都市でした。治安はよく食事も美味しく、ロッキーの自然と高層ビルの乱立する都市のコントラストが調和した街でありました。
学会場を覗き込む、好奇心旺盛な青い熊は打鍵機を持っていました。