2023年9月8日〜9月に京都で開催された第34回日本末梢神経学会に参加しました。
脳神経内科だけでなく、整形外科・形成外科・基礎研究の先生方で構成された学会で、末梢神経の疾患に対する外科的なアプローチや最近の研究の進歩など、他の内科の学会とはまた異なる様々な知見が多数報告されておりました。
当教室からは、
教育講演で安藤匡宏先生が「遺伝性ニューロパチーにおけるリピート異常伸長 -RFC1, NOTCH2NLC」のタイトルで、最近の遺伝性ニューロパチーにおけるリピート病とその特徴について講演を行いました
またポスターでは
袁軍輝先生が「SCN9A遺伝子のgain-of-function変異による臨床的および病態生理学的多様性」を、
吉村明子先生が「日本におけるCharcot-Marie-Tooth病の包括的遺伝子解析と遺伝学的特徴」を、
穂原貴裕先生が「本邦のgiant-axonal neuropathy(GAN1:巨大軸索性ニューロパチー)4 家系５症例の臨床的特徴」
をそれぞれ発表しました。
2024年9月6日〜7日に開催される次回の日本末梢神経学会は、当教室が事務局となり鹿児島市で開催されます。会場の鹿児島県医師会館は鹿児島県一の駅と繁華街に近く、交通の便も非常に良いところです。全国から、多数の先生方の参加を楽しみにしています。
