当科と物質材料機構との共同研究が論文となりました!!本研究成果は学術誌Small(impact factor 10.856)オンライン電子版にて2019年7月15日に公開されました

https://www.nims.go.jp/news/press/2019/07/201907300.html

題目 : Multi-functional hydrophobized microparticles for accelerated wound healing after endoscopic submucosal dissection
著者 : Akihiro Nishiguchi (物質・材料研究機構) , Fumisato Sasaki (鹿児島大) , Hidehito Maeda (鹿児島大) , Masayuki Kabayama (鹿児島大) , Akio Ido (鹿児島大) , Tetsushi Taguchi (物質・材料研究機構) 

NIMSと鹿児島大学の研究グループは、消化管がん治療後の傷をふさいで組織の再生をうながす、新たな創傷被覆材を開発しました。この被覆材は、接着性が低く効果が限定的だった市販の被覆材に比べて約10倍の組織接着性を有し、がん組織切除後の炎症を抑える効果があります。消化管がん治療後の偶発症である狭窄や出血などを予防する医療材料としての応用が期待されます。

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