「島嶼・地域ナース育成プログラム 第2回シンポジウム」を開催致しました。

島嶼・地域ナース育成プログラム 第2回シンポジウム
全人的な健やかさと安寧~なりたい自分、ありたい自分~
2015年10月24日(土)
於:鹿児島医学部 鶴陵会館

今年で第2回目となります島嶼・地域ナース育成プログラムのシンポジウムを開催させて頂きました。

今回は「地域での暮らしを最期まで支える」ことを実践されている先生をお招き致しました。

お一人目は、高齢者が  地域で住み続けられるよう手助けをすることを目指し「暮らしの保健室」を開設されました秋山正子先生(異名 市谷のマザー・テレサ)に「地域包括ケアの時代に看護職に求められること」というテーマでご講演頂きました。
お二人目は、与論島で20年以上、プライマリ・ケア医として全人的医療を提供し、島民に寄り添い続けてきたパナウル診療所の古川誠二先生に「健康とは~離島医療の体験から~」というテーマでご講演頂きました。そして、履修生2名が「フィールドワークでの学び」を発表しました。

秋山先生より「履修生の学びの深さに驚きました」と感想を頂き、履修生共々大変嬉しく思いました。
医療機関、訪問看護ステーション、大学・専門学校教員、行政、大学生など161名の方々にご参加いただき、有意義な討論の場となりました。
アンケートには「その人の生きる力を支えるということの意味を考えさせられた」「今、生きているという喜びを味わえるよう支援することが大切なのだと気付いた」「住み慣れた場所でその人らしく健康で暮らせるよう支援する必要性を考えさせられた」「対象を看護するには、その人の文化・暮らし方・考え方などを理解しなければ表面的なケアしかできないということを学ぶことができた」など多くの気付きが記載されていました。
ご参加いただきました方々、本当にありがとうございました。

会場の様子
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司会 福田先生
座長 丸谷先生

座長 丸谷先生
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開会挨拶 鹿児島大学学長 前田芳寛先生
ショートスピーチ 「食といのち」
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島嶼・地域ナース育成センター コース紹介
副センター長 丹羽さよ子先生
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暮らしの保健室 室長 秋山正子先生
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パナウル診療所 所長 古川誠二先生
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履修生 初田康二氏
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履修生  米澤美智代氏
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意見交換の様子
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閉会挨拶  鹿児島大学医学部長 佐野輝先生
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