第3回 外部評価委員会を開催致しました☆

日時: 平成30年3月15日(木)10:00~12:00

場所: 鹿児島大学医学部 島嶼・地域ナース育成センター



島嶼・地域ナース育成センターでは、本事業の評価の信頼性・客観性と高めると共に効率的で質の高い事業を推進するため、外部評価を導入しています。外部評価委員は他機関委員(鹿児島県保健福祉部保健医療福祉課技術補佐 久保様、公益社団法人鹿児島県看護協会 専務理事 原田様、有限会社ライフデザイン 代表取締役 坂口様)の3名です。

坂口様には、本事業の実務研修で指導者としてもご支援頂いているため、現地での履修生の細やかな変化を把握されています。「すでに実践の場で活かせるようになった人もいれば、これから活かしていこうとしている人もいて、意識や行動に変化が見られている。また、履修生を受け入れることで双方の学びに繋がる。」と履修生の教育効果のみならず、実習指導者の看護実践能力の向上に繋がっているという評価を頂きました。

久保様には、実習開拓時より離島・へき地等の視察等につきましてご支援頂いておりました。離島・へき地の実情を細やかに把握されているので「離島・へき地で報告会を開催する際には実習で関わった施設だけでなく、行政を巻き込み連携体制を整えた方が良い。どのようなことに住民の受け皿となっている施設が困っているのか、何かできる事がないかなど、地域の方々と語れる場が少人数でも報告会として開催出来たらよいと思う。案内の協力はさせて頂きたい。」と事業に対する助言を頂きました。また、今後の情勢を見据えた事業になっていることや限られた期間の実習で中身の濃い成果をあげているので、履修生の波及効果について期待しているという評価を頂きました。

原田様には、学習成果発表会の助言者やシンポジウム等の広報に関するご支援を頂いております。鹿児島県の看護の実情を細やかに把握されているので「事業終了後に離島・へき地で就業してほしい気持ちはわかるが、このプログラムに出して頂いた病院側として、転職してしまってはせっかく受講させたのにという思いになるのではないか。」という指摘を頂きました。また「鹿児島県は退院後訪問指導料の実施状況が少ない現状もあり、病院と訪問看護ステーションとの連携は不可欠である。在宅での生活のイメージを持つには退院後訪問指導料を活用した方がよいため、看護管理者の意識づけも必要であり、看護協会や本事業での学びをコラボして発信できるような企画を検討していきたい。」という評価も頂きました。

外部評価委員の皆様、ご多用のところ、多くの資料をご確認くださり、ご指摘と評価頂きまして誠に有難うございました。また、学習成果発表会等にもご参加くださり、履修生の学びを時系列でご確認くださり、成長を見守って頂けることに感謝の気持ちで一杯です。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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