ベーシックコース第1期生 オリエンテーション・開講式

日時：2016年9月23日（金）10：00～15：00
場所：桜ケ丘共通教育棟　インテリジェント室

ベーシックコース第1期生オリエンテーション・開講式を開催いたしました。「ベーシックコース」は、学部4年次から卒後3年間受講するコースです。
今回、新卒1年目（履修２年目）の8名が履修登録を行いました。
病院における看護は、治療が最大の目的（治療モデル）であるため、対象を「生活者」として捉え、その人らしさを尊重しながら看護を展開する能力と地域をつなぐ能力が育ちにくい環境にあります。したがって、このコースを履修することにより、対象に生じる有害事象を見逃さずに早期に対応し、治療がスムーズに進むように支援できる、また対象が地域（在宅）に帰ってから安心して生活できるように退院支援・退院調整を行うなど必要な能力を身につけていきます。
「地域での暮らしを最期まで支える看護職に必要な能力」を育成するためには、経験をデザインすること、それぞれの「経験の質」を高めることが大切です。

残念ながら、今回３名の方は参加できませんでしたが、約半年ぶりの再会にとても話が弾み、社会人としても頼もしく成長している姿に驚かされました。
看護師として、できることも増えてくるとともに、ストレスの多い時期でもあると思います。
自分の体験した看護、悩みや不安についてお互い話し合いながら、支えあい乗り切っていきましょう。
これから３年間、「住み慣れた地域で暮らし続けることを支える」ことができるように頑張っていきましょう。