鹿児島市立病院 黒木咲花先生が、ESMO Asia CongressでBest poster awardを受賞しました。
ESMO Asia congressは、ESMO (European Society for Medical Oncology- 欧州臨床腫瘍学会) が毎年シンガポールで開催しており、腫瘍学分野全体における科学的・臨床的進歩について討議が交わされる学会です。ポスターセッションには620組以上が参加しており、その中からBest Poster Awardに輝きました。
大腸癌や胃癌においては、効果の深さ(DpR),早期の腫瘍縮小割合(ETS)が全生存期間(OS)の予測因子として確立しておりますが、本研究では、進行膵癌においてもDpRが深いほど、またETSが大きいほどOSが延長するという報告です。特に2次治療においては本研究が初めての報告で、大変意義のある報告です。おめでとうございます!
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ESMO Asia Congress 2023
会期:2023年12月1−3日
開催地:Singapore
Relationship between depth of response and early tumor shrinkage with overall survival in advanced pancreatic cancer.
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