看護のためのフィジカルアセスメント

10/2(火)~3(水)は「看護のためのフィジカルアセスメント」の研修でした。

看護師は何のために「フィジカルアセスメント」を行うのでしょうか。身体的なアセスメントに焦点が向き、対象の生活を支援するという看護本来の目的を見失ってはいませんか。

看護のためのフィジカルアセスメントとは「身体と生活を統合した臨床推論」です。本研修では、1日目に「身体と生活を統合した臨床推論」のために必要な基本的なタスクトレーニングを行い、2日目は、多職種連携ハイブリッドシミュレーターScenarioを使用し、在宅事例を用いて演習します。(一部抜粋)

日頃業務を行っている中で改めて学ぶという事は今までを振り返り新たな発見を見つけて次へ向けて礎となるために学ぶことと思いどういう内容かと期待半分、改めて学ぼうとする気持ち半分で受講しました。

途中参加であったため、基本的な要素は受講できなかったもののシミュレーターを用いた呼吸器聴診のトレーニングや2日目のScenarioを用いての多職種の連携のグループワークは関わることにより理解できる内容であったため座学では学ぶことのできない体験をすることが出来ました。また、呼吸器聴診のトレーニングでは正常をみることではなくて異常を否定するためにみる聴診体験と謳っていたため目から鱗が落ちる思いでした。

普段なにげなく行っているものの「正常である」と言い切れることと「異常を否定する」ことは似ているようで異なるものであることを再認識するいい機会となりました。これからの看護について反映していけるように研鑽に励もうと思いました。 

    アドバンス4期生  大茂 浩

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