<近状報告>

島嶼・地域ナース育成プログラム
アドバンスコース1期生 初田康二

肌寒く感じる季節から呼吸する息にも冷気を感じるようになり、1年数カ月前の沖永良部で感じた季節の暖かさ・人の温かさを懐かしく思う季節になりました。

私は現在、鹿児島厚生連病院で勤務しております。
鹿児島厚生連病院は離島やへき地からの入院患者さんも多いため、入院前や退院後生活する場を学ぶ事で、看護師として他職種と連携しながら質の高い看護の提供を行いたいという思いで本プログラムへ参加しております。
本プログラムにおける
e—ラーニングでの学習や学内研修・実際の地域での実習を通し、「患者さんを生活者として捉える」「地域での生活をイメージする」「多職種と連携し調整する」等の能力を着実に向上できている事を日々の看護実践の中で感じる事が多くなりました。

さて、11月に鹿児島市内で行われた入退院マネジメント講演会に参加しました。
治し支える看護実践の実現に向けてという演題のもと、
PFMにおける効果的な病床運用と患者支援の提供の取り組みについての内容で大変学びの多い講演でした。
その中で「入院前・入院・退院後も含めた一環した支援を提供する為に患者さん一人ひとりの状況を把握する必要性」「生活の場をイメージする」「退院調整とは意思決定支援・自立支援」というキーワードがあり、現在アドバンスコースで学んでいる事と合致している事が多く確かな手ごたえも感じました。また、講演会では同じアドバンスコース
1期生の今村病院分院の米澤さんや今給黎病院の熊迫さんにもお会いできました♪(他に参加された方もおられたかもしれません・・・)。
昨年は南風病院の杉本さんや野平さんにも研修でよくお会いしました。本プログラムは勿論ですが、それ以外の研修でもアドバンスコースの方々にお会いすると更に学習意欲が沸きます!!

最後に『えらぶゆり』の写真を添えさせていただきました。
昨年2015年の沖永良部実習最終日に宿泊ホテルで球根を買い自宅に植えたところ、今年6月頃に花を咲かせた写真です(今は土の中)♪
数年はこの季節に花を咲かせるとのこと!そのために今は土の中でしっかりと根を生やしていると思います♪

yuri

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