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鹿児 島 大 学 医 学 雑 誌

 Medical Journal of Kagoshima University


第28巻 第1-4号 (1976年)

 

第1号 (昭和51年 6 月発行)

【原著】
田中貞夫,坂江清弘,徳永正義:
 Von Recklinghausen病に合併した消化管神経原性腫瘍と筋原性腫瘍について
―2例の報告並びに本邦報告例の検討―
(1-18頁).  
                                                                       
日高芳則:
 職域胃集団検診に関する臨床的研究
(特に発見胃癌の経年的,縦断的検討・分析と間接前壁二重造影について)
(19-60頁).           

横山巌:
 尿管閉塞と腎機能に関する実験的研究
(61-81頁).

東襄,今村一英,寺師慎一,渡辺研之,岩下英熙,牟田光一郎:
 診断困難であった亜急性細菌性心内膜炎の一例
―脳症状を呈した剖検例―
(83-88頁).

小浦澄子(旧姓:梅原):
 吉田肉腫細胞のα-fetoprotein産出能
―吉田肉腫の母細胞に関する知見補遺―
(89-103頁).

白石正路:
 針麻酔に関する基礎的研究
(105-124頁).

安藤充嶽:
 慢性硬膜下血腫の手術前後の脳波に関する臨床的研究
(125-146頁).

陳福来:
 肝外門脈狭窄時の出血性ショックの病態生理の実験的研究
―特に血行動態を中心に―
(147-166頁).

林本田:
 肝外門脈狭窄時の出血性ショックに関する実験的研究
―肝機能,光学並びに電子顕微鏡的観察を中心に―
(167-200頁).

小田原良治,金子洋一,永田政幸,高尾尊身,小代正隆,野村秀洋,阿久根務,西満正,守田則一,柚木一雄:
 胃切除術後の血清ガストリン値について
―胃全剔術及び噴門側胃切除術を中心に―
(201-208頁).

屋良勲:
 体外循環時の肝門脈血行動態の研究
(209-224頁).

川畑紀彦:
 マウスのヘルペス感染症の実験的解析
―特にSKa株免疫マウスの2型ヘルペスウイルスに対する抵抗性について―
(225-231頁).

守田則一,永井俊治,市来輝也,塩飽徳行,友松博美,石走俊太郎,柚木一雄,橋本修治:
 化学療法にて導入せる肺癌患者に於ける溶連菌製剤OK-432の1使用経験
(233-240頁).

守田則一,柚木一雄,友松博美,永井俊治,塩飽徳行,花田修一,木原晃一,新上哲生,橋本修治:
 癌患者血清のAcute Phase Reactants並びに補体成分β1C/A,β1Eに関する研究
Ⅰ.胃癌患者血清蛋白免疫電気泳動法による検索と癌診断への応用
(241-249頁).


第2号 (昭和51年 9 月発行)

【原著】                       
園田勝男:
 食道癌に関するシンチグラフィーの臨床的研究
(253-284頁).
              
浜田良二郎,伊藤哲,平田正和,水間良信:
 98才女性屍にみられた矮小腎の1例
(285-287頁).

渡嘉敷正男:
 琉球列島民の外耳に関する生体計測学的研究
第Ⅰ編 琉球列島民成人の外耳について
第Ⅰ部 外耳の形質人類学的検索
(289-305頁).

渡嘉敷正男:
 琉球列島民の外耳に関する生体計測学的研究
第1編 琉球列島民成人の外耳について
第2部 外耳の年令世代による変移
(307-322頁).

渡嘉敷正男:
 琉球列島民の外耳に関する生体計測学的研究
第Ⅱ編 沖縄本島民の外耳の発育について
(323-365頁).

当間正啓:
 宮古,石垣島々民の生体計測学的研究
Ⅰ.身体形質の人類学的検索
(367-420頁).

当間正啓:
 宮古,石垣島々民の生体計測学的研究
Ⅱ.身体形質の年令世代的変移と戦争による影響について
(421-434頁).

浜田良二郎,市来二彦,福岡一信,守屋剋志:
 全肺静脈還流異常を合併した総動脈幹遺残症の1例
(435-438頁).

伊藤哲:
 ブーゲンビル島島民の指紋について
(439-451頁).

伊藤哲:
 ブーゲンビル島島民の手掌運動線について
(453-472頁).

当間正啓,渡嘉敷正男,最勝寺慧,浜田良二郎,大森浅吉:
 宮古,八重山群島民の足底皮膚隆線系について
(473-505頁).

小島喜久男,藤崎正,白石正路,清水隆雄,古謝武志,後藤敏生:
 寒冷ショックに及ぼす各種薬物の影響
(507-513頁).

浜田邦彦:
 Cycasinによるラット肝悪性腫瘍の病理的並びに電子顕微鏡学的研究
(515-536頁).

浜田康彦:
 Cycasinによる腸管腫瘍の研究,特にその発生と病理組織学的・電子顕微鏡学的構築につい
(537-555頁).

栄鶴義人:
 実験的サイトメガロウイルス感染症における感染防御免疫に関する研究
(557-569頁).

大山勲:
 膵管直接挿管膵液採取による膵外分泌機能の評価とその臨床的意義
(571-585頁).

久米田秀徳:
 脳内ノルアドレナリンによる下垂体-副腎皮質系機能の調節に関する実験的研究
(587-606頁).


第2号(補冊) (昭和51年11月発行)

【原著】
中村一彦,宮原健吉:
 滲出性心外膜炎の超音波所見について
(607-617頁).

上山達典,尾辻義人,前田忠,原田隆二,中島哲,上田博章:
 腎生検の経験
(619-628頁).

入江康文,尾辻義人,前田忠,原田隆二,中島哲,楊炳家,貞方洋子,村山忠裕,上田博章,宮沢修三,呉鴻章,志戸本宗徳,上山達典,四枝晧二,三宅洋一,北原徹,福元弘和,水間厚美,横山孝一:
 急性腎不全症例の検討
(629-638頁).

尾辻義人,前田忠,原田隆二,中島哲,楊炳家,村山忠裕,入江康文,長末茂樹,上田博章,宮沢修三,呉鴻章,志戸本宗徳,四枝晧二,上山達典,三宅洋一,北原徹、横山孝一,水間厚美,福元弘和,貞方洋子,中村一彦,宮原健吉,与那嶺和男,牧角仙蒸:
 我々の教室における慢性透析の現況
(639-654頁).

山口幸一,上園瑠美子,橋本修治:
 肝疾患の免疫学的側面
―特にHBs抗原及び細胞性免疫との関係について―
(655-661頁).

橋本修治,井上克暁,中西輝昭,中尾中,吉見梓,片瀬達也,坪内博仁,西園功:
 燐脂質脂肪肝の病態生理
(663-684頁).

橋本修治,中西輝昭,井上克暁,西園功,吉見梓,片瀬達也,窪薗修,甲斐雄一,高田昭義,堂園貞巳,蕭敏雄:
 代謝面からみた原発性肝癌
(685-700頁).

友松博美,守田則一,美坂幸治,永井俊治,塩飽徳行,市来輝也,柚木一雄:
 ポリグアニジノ化合物の抗腫瘍性について
(701-716頁).

市来輝也,守田則一,柚木一雄,友松博美,永井俊治,塩飽徳行:
 制癌性キレート剤の検索(第1報)
(717-726頁).

林敏雄,守田則一,柚木一雄:
 1.2-DimethylhydrazinとAzoxymethaneの発癌性,特にCycasin発癌と比較して
(727-737頁).

守田則一,友松博美,塩飽徳行,林敏雄,柚木一雄:
 Cycasinのaglyconeによる核酸のメチレーションとその発癌機構の研究
(739-758頁).

野村紘一郎,古庄弘典,菊池博,西岡紘一郎,松元正,花田修一,石走俊太郎,松元実,柚木一雄:
 当教室で1971年11月~1975年3月(41ヵ月間)に経験した造血器腫瘍の臨床統計的観
(759-766頁).

尾辻省悟,副島安子:
 蛍光・高速液体クロマトグラフィーによるガン患者尿中ポリアミンの分析
(767-771頁).

西村辰志,蔵屋一枝,尾辻省悟:
 血清N-Acetyl-β-D-Glucosaminidaseについて
(773-780頁).

有馬桂,仲尾嘉之,鍾仁華,二川俊文,塩飽徳行,柚木一雄:
 胃液検査の臨床的意義
(781-793頁).

中馬康男,大山治史,中原信昭,島本福雄,納利一:
 胃集団検診に関する研究
(特に公衆衛生学的評価について)
(795-843頁).

中馬康男,政信太郎,中原信昭,江平征郎,西俣寛人,堀雅英,西俣嘉人,入佐俊昭,徳留一博,古賀大士,中島義行,福田実,横山広太,谷口裕:
 佐藤内科における早期胃癌X線診断に関する研究の沿革とIIb X線診断の現況
(845-862頁).

中馬康男,政信太郎,中原信昭,江平征郎,西俣寛人,堀雅英,入佐俊昭,西俣嘉人,徳留一博,古賀大士,中島義行,森秀美,谷山茂樹,柳田勤,西俣寿人,福田実,横山廣太,谷口裕:
 佐藤内科における大腸X線検査の沿革と今日の診断成績について
(特にルーチン検査について)
(863-890頁).

西橋弘成,種子田哲郎:
 食道炎の内視鏡診断
(生検所見との対比を中心に)
(891-901頁).

中江綱行,種子田哲郎:
 高令者胃潰瘍の内視鏡的特徴
(903-905頁).

中馬康男,渋江正,納利一,山口淳正,喜入昭,宮田晋,壱岐慎一郎,三浦康彦,島田紘一,花牟礼文太郎:
 内視鏡的逆行性胆道造影法による胆道癌の診断に関する研究
(907-921頁).

中馬康男,渋江正,納利一,山口淳正,喜入昭,宮田晋,壱岐慎一郎,島田紘一,三浦康彦,花牟礼文太郎:
 内視鏡的逆行性膵管造影法による膵癌の診断に関する研究
(923-931頁).

尾辻義人,前田忠,原田隆二,中島哲、楊炳家,入江康文:
 蠕虫類生殖細胞の超微細構造
(933-974頁).

福島英雄,古賀繁喜,東勝観,川畑英機,山下正策,香月恭史,坂本宗春:
 鹿児島県奄美における最近のハブ咬症の疫学的研究
(975-986頁).

福島英雄:
 韓国におけるマレイ糸状虫症
(987-1004頁).

福島英雄,水上惟文,古賀繁喜,東勝観,川畑英機,山下正策,香月恭史,坂本宗春,村田良介,近藤了,貞弘省二:
 はぶトキソイドによるハブ咬症の予防に関する研究
(1005-1024頁).


第3号 (昭和51年12月発行)

【原著】
松村益美:
 頸部廓清術における右側頸部乳糜管の形態ならびに頸部胸管結紮による続発症の研究
(1025-1052頁).

杉安浩一郎:
 アスピリン投与ラットにみられた骨・関節病変について
(1053-1061頁).

木原大,八板宗哉:
 ハブ毒HR-1分画の沈殿形成
(1063-1068頁).

有馬栄徳,迫口良美,久木元宏哉:
 先天性小腸閉鎖を伴う胎便性腹膜炎
兄弟発生の治験例およびにX線マイクロアナライザーによる腸管壁石灰化層の定性分析
(1069-1080頁).

有馬栄徳,菊池二郎,迫口良美,秋田八年:
 先天性胆管拡張症の診断と治療に関する研究 Ⅰ
胆管膵管合流異常を伴う小児総胆管拡張症の4治験例を中心として
(1081-1091頁).

西岡紘一郎,花田修一,菊池博,松元正,古庄弘典,野村紘一郎,石走俊太郎,橋本修治,松元実,柚木一雄:
 老年者における急性白血病の臨床的研究
―特に若年者群との比較検討―
(1093-1101頁).


第4号 (昭和52年 2 月発行)

【原著】
杉山悟:
 アルコールの耐糖能に及ぼす影響に関する臨床的研究
(1105-1139頁).

杉山悟:
 Alcoholic Ketosisに関する臨床的観察
(1141-1150頁).

有馬栄徳,菊池二郎,迫口良美,梅林雄介,秋田八年:
 先天性胆管拡張症の診断と治療に関する研究 Ⅱ
診断上の問題点および新しい術中総胆管膵管部分造影法について
(1151-1163頁).



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