2021年度鹿児島大学血液膠原病内科に入局しました新川と申します。
私は鹿児島大学医学部を卒業後、地元鹿児島で働きたいと思い鹿児島大学病院で2年間の初期臨床研修を行いました。研修中どの診療科にしようかとても悩みましたが、患者や病気のことをじっくり考えられる診療科に入局したいと気持ちが強く、一方で患者さんの内科的な全身管理をできるようになりたいという思いもあり、その2つを体現できるのが血液膠原病内科だと考え入局を決めました。膠原病を専攻したのは、治療によって患者さんの全身状態が良くなることが多いのが医師としてのモチベーションにつながると思ったこと、一方で不明熱の精査や難治性の膠原病など専門性の高い患者を見る機会も多くおもしろそうと思ったことがきっかけです。
今年度は鹿児島大学病院で勤務させて頂いており、大学病院では診断に難渋した症例や見たこともない細菌や免疫疾患と重症感染症を合併する症例など、大変ながらも専門性の高い貴重な経験をしています。まだまだ実力不足で焦ることが多いですが、周りの先生方との距離が近く優しく熱心に指導してくださり、充実した後期研修生活を過ごすことができています。
当科に少しでも興味があったら是非研修で回ってもらったり、見学にいらしてください。
血液・膠原病内科 新川 哲弘