基礎領域のエキスパートとしての
感染症専門医をめざすコース
4つのStepでサブスペシャルティとして、
他の専門医と連携ができる感染症専門医を目指します
Step1
感染症診療にあたる医師の支援をできる専門医になるための経験を積む
- 感染制御部医師指導の下、診療科で担当している感染症患者に対し、担当医にアドバイスを行い、診療支援・経過観察にあたる
- 検査部細菌検査室と連携し、自診療科患者検体のグラム染色所見・菌種同定・薬剤感受性試験結果を共有し、感染症診療支援と感染対策につなげる
- 広域抗菌薬・抗MRSA薬の自診療科使用例について、適正使用かどうか、血中濃度が適切かどうか薬剤師と共有し担当医にアドバイスを行う
- 感染症法に記載された疾患など不足する症例に対し、感染制御部コンサル症例を支援医師として担当する(半日~1日程度の感染制御部業務を担当する)
- 県内外医療機関との症例検討会に参加し、症例の共有を行う
Step2
院内感染対策の視点で自診療科の改善ができる専門医になるための経験を積む
- 定期的にICTラウンドに参加し、院内感染対策上重要な病原体の対策、環境整備の視点を学ぶ
- 自部署の課題を把握し、改善につなげられるか検討する
Step3
感染症診療・対策に関する学生講義を行い、教育できる専門医になるための経験を積む
基礎領域を踏まえた医学科学生の講義担当、および試験問題作成を通じ、感染症教育の経験を積む
Step4
診療経験をもとに症例・研究発表を行う
筆頭者としての論文発表1篇、学会発表2篇をまとめる