
森野 勝太郎
Morino Katsutaro
所属学会・資格等
日本内科学会〈認定内科医・総合内科専門医〉、日本糖尿病学会〈糖尿病専門医・指導医〉、日本内分泌学会〈内分泌代謝科専門医・指導医〉、内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医制度〈指導医〉、日本病態栄養学会〈専門医・指導医〉、日本動脈硬化学会〈指導医〉、日本ミトコンドリア学会、日本心血管内分泌学会、日本肥満学会、日本肥満治療学会、American Diabetes Association、日本循環器病予防学会、日本臨床栄養代謝学会、日本臨床分子医学会、日本医師会産業医
2026年7月1日付で鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 糖尿病・内分泌内科学分野教授を拝命いたしました森野勝太郎です。
当科は、成り立ちにも記載がありますように、講座開設から14年と比較的新しい診療科です。しかしながら、西尾善彦前教授のもとに集まった多様な人材が一体となり、診療・教育・研究に真摯に取り組み、多くの専門医・指導医を育成してまいりました。現在では、県内のさまざまな医療機関で当科出身者が活躍し、鹿児島県の糖尿病・内分泌診療を支える重要な役割を担っています。今日までの発展は、長年にわたり鹿児島県の糖尿病・内分泌診療を支えてこられた地域の先生方をはじめ、学内外の多くの診療科の先生方、そして日々ともにチーム医療を実践してくださっている看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師などのメディカルスタッフの皆さまのご支援とご協力によるものです。感謝申し上げるとともに、引き続きご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
当科の大きな特徴は、「雰囲気の良さ」にあります。互いを尊重しながら自由に議論できる環境があり、私自身も2024年に赴任してすぐにこの教室の一員として迎え入れていただきました。この教室で育まれてきた良い文化を大切にしながら、さらに魅力ある教室づくりを進めていきたいと考えています。
糖尿病や肥満症はもちろんのこと、多種多様な内分泌疾患を対象とする当科では、高度で専門的な医療を提供すると同時に、患者さんの生活基盤となる食事・運動療法を重視した全人的な診療を実践しています。近年は高齢化や多疾患併存が進み、単一疾患だけではなく患者さん全体を診る視点がますます重要になっています。当科では、内科医としての幅広い視野と、専門医としての高度な専門性の両立を目指しています。
教育においては、学生や専攻医が主体的に学び、「考える力」を身につけられる環境を大切にしています。知識や技術を習得するだけでなく、目の前の患者さんの病態を理解し、自ら課題を見出し、解決策を考える力を育むことを目標としています。
研究活動は、臨床現場で生じた疑問に向き合い、その答えを探求する過程です。その積み重ねは、新たな知見を生み出すだけでなく、患者さんの病態を深く理解し、より良い診療を実践する力につながると考えています。当科では、これまで行ってきた糖尿病性末梢神経障害や動脈硬化症に関する研究に加え、肥満症治療、周術期血糖管理、医科歯科連携、さらに食事・運動・エネルギー代謝に関わる特色ある研究を推進しています。
2026年7月1日


