令和元年6月25日(火)に医学科1年生「患者と医療1」において、患者さんの心理と抱えている問題について理解を深めるため、三好綾さんと榎田剛さんにお越しいただき、患者さんの立場からご講演いただきました。
学生は、お二人のお話から、癌と診断・告知された日から現在まで体験されたお話を聞き、医療従事者の何気ない一言や表情やしぐさが患者の心には重く残ること、医療従事者はただ病気を治すことだけではなく、経済的な負担、再発への不安など、心理的な変化と社会的な問題点まで配慮すべきであることを学んでおります。
今回の講演において、癌と診断され治療を受けた患者さんの生の声を通して、患者の抱えている様々な問題と心理的変化について聴き、その後講義を通して医療者として患者の気持ちに共感することの大切さ、医療者と患者の信頼関係構築の重要性への理解を深めていくとともに、今後の医療における課題について考えていきました。
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