2年生の「チーム医療1」では、講義とあわせて、各施設のご協力を得て地域医療・保健・福祉施設(鹿児島市内の全17か所)と鹿児島大学病院(看護部、薬剤部、検査部)で見学実習を行いました。これは1年で学習した患者と医療の問題をふまえて、それを解決するチーム医療を具体的に理解しようとするものです。
学生は15のグループに分かれて、各施設で得た様々な体験をもとに、医療専門職がどのように患者・サービス利用者を尊重したチーム医療を地域で行っているか、現状の問題も含めて討議し、その内容をグループごとにポスターにまとめて発表を行いました。
武田教授(薬剤部)、橋口教授(検査部)、田畑副看護部長(看護部)、他たくさんの指導者にご講評をいただき、学生もお互いのポスターを評価しあいました。
この学習を通して、学生は様々な医療専門職が関わるチーム医療の実際と問題点を学びました。医療専門職の高い専門性と医療・保健・福祉において果たす役割を理解し、患者の抱える問題を解決するために患者の意志を尊重した各専門職の効果的な連携が必要であることを理解することができました。さらに7〜8人のグループでポスター1枚を作るという課題を通して、グループの一員としての役割を果たし、他のメンバーに配慮した行動をとる姿勢も学びました。
実習を受け入れてくださった施設の方々をはじめ、ご協力くださったみなさま、どうもありがとうございました。
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グループ1 グループ2 グループ3
グループ4 グループ5 グループ6
グループ7 グループ8 グループ9
グループ10 グループ11 グループ12
グループ13 グループ14 グループ15
ポスター発表の様子 |