テーマ:『つなぐ!』

春の日差しが心地よくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日3月31日に「第1回履修生交流会」が開催されましたので、その時の様子について少しだけですがお話しさせていただきたいと思います。
現在、本プログラムには、アドバンスコース1期生22名、2期生17名、ベーシンクコース1期生8名の計47名が在籍していますが、これまで、お互いの学びや活動を共有する機会が少ないのが現状でした。しかし、今回、先生方のご提案により17名の履修生が参加し、それぞれの学びや想い、活動内容を発表することができました。
講義や実習など同じ学習体験をしているはずなのですが、個々の感性によって学びや捉え方には特徴があり、発表もユーモアあふれるものばかりでした。
しかし、その根底にあるのは同じで、「その人らしさを支えたい」「もっとこうしたい」という強い想いであり、誰もがこのプログラムに参加できたことに喜びを感じられているように思いました。

私達は、課題解決型高度医療人材育成プログラムを履修する一員として、地域での暮らしを支えるためにリーダー的役割を担っていくことが求められます。
それぞれの置かれた場所で、何を求められているのか、何が出来るのかを考え、このプログラムで学んだことを活かしていくことが私たちの大きなミッションだと思います。しかし、それらをプログラムに参加していない人と共有したり、発信することは、とても難しいことでもあると思います。
ただ、私たちは一人ではありません。同じ学びをした上で語り合い、その内容を発展できる仲間がいます。
今回の発表を聞き、また、それぞれが様々な課題を持ち取り組んでいる姿を見て、もっと自分もこうしたい、これならできるのではないか、自分もやってみよう、など前向きに捉えられ、本当に刺激し合える存在だなぁと思いました。
私たちが学んだことや悩みを、同じ仲間と共有し、それをそれぞれの場(部署)で上司や同僚を巻き込み共有し、組織として繋ぎ、そしてそれを対象やそのご家族へ還元する。そうやって、各々が手を取り合い、力を合わせれば、地域での暮らしを支えることに少なからず繋がるのではないかと思いました。

仕事をしながら講義を受け、レポートやテストを行い、実習に行くことは、確かに安易なことではありせんでした。
「もう、ギブアップしようかな…。」と考えることもありました。しかし、看護経験を積み本プログラムに参加しているからこそ、学び取れるもの、感じられることも多くあり、そして自分の看護をもう一度見直すことが出来たのは、私達の看護人生の宝だと思います。
また、創設者の方々が深い思いを持ち、寝食削ってこのプログラムを立ち上げてくださったからこそ、何かの役に立てればと、これからの励みにもなりました。

これからの私達のテーマは『つなぐ』だと思います。私達2人も多くのことを感じていますがまだまだ実践にはほんの一握りしか至っておりません。残り2年、最後まで頑張って、少しでも対象のために、ひいては自分たちの未来のために!?何かできることを探して取り組んでいこうと思います。また、皆様にお会いできることを楽しみにしています。

ss 2017 04 13 02

アドバンスコース2期生 里 恵理子・永田 恵里

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