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こんにちは。大学院助産学コース2年生です。
10月下旬に助産学実習Ⅱの発表を行いました。
助産学実習IIでは、妊産褥婦さんや胎児・新生児の健康レベルに応じた援助を学び、対象や社会のニーズに即した援助活動と役割を担う基礎的能力を養うことを目的とし、チームごとにテーマを作成して管理的目線で実習を行います。
前半チームは「コロナ禍で求められる助産ケアや取り組みの現状について」、後半チームは「離島へき地の母親への切れ目ない支援」というテーマを持ち、鹿児島県内の総合病院や助産院、看護協会で実習をさせていただきました。
様々な施設での実習を通して、それぞれの施設が役割を発揮しながら連携することで、母子の安全・安楽を守ることができるということを学びました。
発表会には、成育看護学講座の先生方や助産学コースの1年生が参加してくださりました。
今回の実習での学びを活かして、これから臨床の場で助産師として働く際にも、自分が勤める施設の役割を意識して業務に臨んでいきたいと思います。
こんにちは。助産学コース2年生です。
5月から始まった助産学実習Iが終了しました。
助産学実習Iでは、学生が県内各地の施設で妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期の実習をさせていただきました。
それぞれの施設でスタッフの皆さまから丁寧なご指導をいただきながら、これまでの学びを実践に活かし、さらに深めることができました。
この実習で関わらせていただいたお母様と赤ちゃん、そしてご家族と過ごさせて頂いた時間は、私たちがこれから助産師として働いていく中で基盤となるとても大切な経験になるだろうと感じています。
実習終了後に行われた学内の振り返りでは、同級生が得た経験や成長を共有し、学生が感極まって涙を流す場面もありました。成育看護学講座の先生方や助産学コースの1年生からも温かい言葉や感想をいただくことができ、とても良い振り返りの場となりました。
この実習で学ばせていただいたことを大切にして、これからも実習や勉学に励んでいこうと思います!
*写真は、ご本人や保護者の方に承諾を頂いたものを掲載させて頂いております。
鹿児島大学大学院助産学コースの2年生は助産学実習I(妊娠期〜分娩期〜産褥期実習)の真っ最中です!
県内各地に散らばって、それぞれの場所で、妊産褥婦さんの支えに少しでもなれるように、日々奮闘中です。
助産師魂のこもったご指導を頂き、臨床現場でしか学べないことをたくさん吸収しています。現場のスタッフさんに心から感謝する毎日です!
卒業生がいる病院もあり、先輩方にも温かく見守られながら実習できています。卒業生も元気に働く姿をみて教員も嬉しく思っています。
子宝空港の名前に感動して1枚パチリ。みなさんのお産が無事に生まれますように祈っています!
こんにちは、助産学コース1年生です!
先日、学部3年生に向けて、母性看護で必要なケアについて授業を行いました。内容は、分娩監視装置の付け方や産褥期の子宮復古、新生児の観察の仕方や着替え、沐浴、授乳などについてです。
授業の内容を考えながら、自分たちの中で知識を整理し、さらに蓄えながら実施することができました。そのため、指導案を作る時間から実際に指導するときまで、とても充実した時間になりました。一方で、わかりやすく伝えることの難しさも実感しました。
今後の私たち自身の実習でも、このような指導を活用できる時があると思うので、学びを活かしていきたいです。
令和3年6月17日(木)に、先生方に妊婦さん役をしていただき、妊娠28~32週の妊婦さんを対象に母親学級を開催しました! テーマは「おじゃったもんせ!赤ちゃん!~お産に向けて準備をしよう~」で、妊娠後期の身体の変化・分娩予定日が近づいた際に助産院に連絡するタイミング・分娩経過について話をしました。 妊婦さんたちと一緒に腰痛体操や呼吸法を行いながら、お産に向けての準備について考えることができました。 母親学級終了後は、先生方からご講評をいただき、妊娠後期の妊婦さんの身体への負担を考え配慮しながら母親学級を進めること、何を一番強調して妊婦さんに伝えるべきなのか、集団指導の役割は何かなどについて改めて考えさせられ、有意義な時間になりました。 今回の反省点、良かった点を活かし、今後の健康教育や保健指導に役立てていきたいと思います。
こんにちは、助産学コース1年生です。
先日、助産師聞き取り実習について報告会をしました。
助産師聞き取り実習では、自分自身の助産師像の形成を目的として、1年生がそれぞれ自分で探した助産師さんにインタビューを行いました。初対面の助産師さんへの実習の説明やお願いもメールや電話を使って、先生方のご指導の下、初めて自分たちで行いました。
報告会では、皆のインタビュー内容や学びを共有することができました。1人の助産師さんにインタビューしたのですが、みんなで共有することで7人の助産師さんにインタビューしたかのような感覚になり、たくさんの学びが得られました。そして、自分がどのような助産師になりたいのか、これからの実習でどのような関りが求められるのかなど、現時点での自分の助産師像を形成することができました。
この聞き取り実習は自身の助産師像を形成をすることにつながっただけでなく、社会人としてのマナーも学ぶことができ、とても貴重な経験になりました。
3月20・21日にオンラインにて行われた『第35回日本助産学会学術集会』に参加させていただきました。
今年は、例年参加している「学生ポスター発表」に加えて、19日に行われた前夜祭企画「助産師学生のつどいー日本の産育習俗MAPを作ろうー」でも発表を行いました。
ポスター発表では「お産はまっこて素晴らしか~オンラインを活用した新しい母親学級のかたち~」をテーマに、9月上旬に行った母親学級に至るまでの経緯や、準備・発表の様子、母親学級を行ったことで私たちが学んだ多くのことを発表しました。前夜祭企画では、鹿児島の産育習俗として、鹿児島県が有する離島のーつである与論島の文化をいくつか紹介しました。
全国各地の他大学の助産学生の発表を聞いたり意見交換をしたりすることで、助産学生としての視野も広がり、コロナ禍でもできる活動に積極的に関わりたいと思いました。また、全国各地の産育習俗について知る機会ともなり、助産の奥深さを改めて実感しました。
今後も、修士論文執筆等、力を入れて頑張っていきます!