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日時 | 平成30年9月10日(月)~9月14日(金) |
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発表会 | 平成30年9月21日(金) |
9月10日から14日までの5日間、奄美大島と徳之島で離島実習をさせて頂きました。
今回は、天候にも恵まれ、海や自然などの離島の良さを満喫することができました。また、今年も現地の方々や病院のスタッフの皆さんが暖かく迎えてくださり、楽しい実習となりました。
1年生は、母子保健・周産期医療の現状を知り、地域における保健活動について学びました。2年生は、自分で決めたテーマをもとに病院や地域で様々な学びを得ることができました。
実習を通して、奄美大島・徳之島は病院・地域・母子のあいだで顔が見える関係ができていることがわかり、そのような密な連携が離島の周産期医療を支えていると考えました。
この実習で学んだことを今後の学習に活かしていきたいと思います。
9月21日(金)に離島・地域母子保健学実習の発表会を行いました。今年度は先生方だけでなく、学部の3・4年生も参加してくださいました。奄美大島・徳之島、それぞれの学びを共有することができ、離島の周産期医療を支えている多くの方々のパワーを感じることができました。
大学院2年生の助産実習Ⅰが無事終わりました。
助産学生としてお産介助につかせて頂く実習でした。学生たちは長い実習中も体調不良なく、無事終えることができました。
分娩につかせて頂き、これまでにない多くの学びを得たことと思います。分娩につかせて頂いた産婦さんや家族、実習させて頂いた施設の皆様に、心から感謝申し上げます。
助産実習Ⅰでお世話になった伊集院病院の皆さん
大学院1年生は分娩期のOSCEがありました。
授業で習った分娩期に行うケアをその場で判断し実施します。緊張している様子もありましたが、自分たちの勉強の成果を発揮していました。ケアがすぐに実践できるように、一つひとつのスキルを大事に実施していました。
私たちは、実際に妊娠後期の妊婦さんをおまねきし、母親学級を開催しました。妊婦さんに出産のイメージをつけてもらうために、入院のタイミング、分娩のメカニズム、呼吸法について話しました。クイズをしたり、赤ちゃんと骨盤のモデルを用いたりして、参加型の母親学級になるように努めました。最後に妊婦さんから「今まで検診などで聞いていたことが、イメージできるようになりました。楽しかったです。」と感想をいただくことができて、とても嬉しかったです。また、わたしたちの知識不足で質問に答えることができなかったところもあったので、妊婦さんたちのためにより勉学に励もうと思いました。
*入院のタイミングについての劇を行いました。 | |
*新生児と骨盤のモデルをもちいて、分娩の経過について説明しました。
*分娩期の呼吸法について説明しました。 | |
*母親学級でパンフレットと自己紹介カード、クイズで使う選択カードを使いました。 |
5月29日(火)に経腹超音波診断法の演習をしました。
妊婦健康診査における超音波検査は1985年に英国で始まったことを知り、始まってまだわずか30年だということに驚きました。妊娠初期・中期・後期において、それぞれ確認すべきことを理解して実施しました。実際に行うと、児頭大横径や大腿骨長、腹囲など映したいところを映しだすことが難しかったです。児の胎位・胎向をイメージしながら実施することが上手く映しだすポイントでした。スムーズに行えるように、練習を頑張っていきたいです。