ホーム > 大学院 助産学コース > 講義風景・学生インタビュー > 平成28年度の講義風景
・今回は、妊娠高血圧症候群の妊婦さん、貧血のある妊婦さん、1ヵ月児の離乳食などそれぞれ対象が異なる人に向けての食事を食材の栄養から、作り方、カロリーと多くのことを学びながら楽しく作ることができました。
・カロリーや栄養素のバランスを考えるのは大変だったが、とても勉強になった。
・内容を考えることは難しかったが、どの食材にどのような栄養素があるのかについても学ぶことができた。みんなの料理から学ぶことも多く、楽しく勉強することができた。
・調理前は、妊娠高血圧症候群の妊婦さんの料理は薄味なのではないかなどとイメージをしていたが、実際に調理をすると様々な工夫をすることで満足感のある料理を食べることができることが分かった。一回の食事の量も分かり、妊婦さんへの指導に活かしたいと思った。妊婦さんや褥婦さんの生活背景も考え、調理のしやすいさや調理時間等についても考慮するのはとても難しかった。
*お産後、疲れているお母さんたちには、風船などを使って目で見て分かるように工夫しました。 |
*優しくやわらかな雰囲気で接するよう心がけました |
*母乳の指導は、個別性があって難しいと思いました。 |
離島・地域母子保健学実習で瀬戸内町役場、龍郷町役場、県立大島病院、名瀬徳洲会病院で実習させていただきました。奄美は青い空と青い海、人も空気もとっても澄んだきれいな町でした。実習では、地域の方々と保健師や助産師などの専門職が連携して母子を支えている姿を見ることができ、離島ならではのリスクを抱えながらも、あったかい人とあったかい気候の中で優しいお産をしていることを学びました。
(1)無事、最終カンファレンスが終わりました! |
(2)1年生と2年生で頑張りました |
(3)奄美はクロマグロで有名です! |
(4)奄美を観光しました! |
私たちは、徳之島徳洲会病院、天城町保健センター、伊仙町保健センター、徳之島町保健センターで実習させていただきました。徳之島では、島ののびのびとした雰囲気やあたたかさを感じ、楽しく学びを深めることができました。徳之島は合計特殊出生率が高いことで知られており、「子宝の島」と呼ばれています。島ならではの地域で子育てを見守る環境を知ることができました。島のおいしく新鮮な料理をいただき、きれいな海と空、美しい花々を見て、とても充実した実習でした。
(1)徳之島の青い空、青い海 |
(2)花もとっても綺麗です! |
(3)徳之島の海岸から奄美を |
(4)最終カンファレンスの準備中 |
平成28年6月20日に、大学院助産学コース一年生が、両親学級のデモンストレーションを実施しました。みんなしっかり準備をして、参加型の両親学級をしました。緊張しながらも一生懸命にしていたのが印象的でした。
両親学級などの集団指導では、参加者全員の力を引き出すことができるように助産師は配慮する必要があることを学びました。
実際に両親学級を行ってみると、人を動かすことが難しく、予想していないことも多く臨機応変な対応が求められました。
妊婦さんたちは不安などを抱えていることが多いので、ポジティブな言葉がけ(言葉を選んで)をしていきたいと思いました。また両親学級では、妊婦さんの知りたいことと、自分たちの伝えたいことの両方を伝えられるようにしていかなければならないと感じました。
両親学級は妊婦さんたちの口コミで広がるものでもあり、「来てよかった」と思ってもらえるようにしたいと考えました。