ホーム > 大学院 助産学コース > 大学院 助産学コースの紹介

大学院 助産学コースの紹介

The Kagoshima University Graduate School Midwifery Course

The Kagoshima University Graduate School Midwifery Course was established in 2014.

During our two years of study, our aim is to acquire practical skills and fundamental abilities to manage perinatal care in the community and maternal and child health.

助産学コースの理念

鹿児島大学大学院保健学研究科博士前期課程助産学コースでは、鹿児島県の助産師不足・偏在化、地域の助産・母子保健のマネジメントの必要性などの現状を受け、助産の実践力を持ち、助産・母子保健をマネジメントできるリーダーとして、将来鹿児島県の助産・母子保健に貢献できる人材を育成することを理念としています。

助産学コースのアドミッションポリシー

  1. 助産学の専門職業人を目指す人
  2. 助産学の発展に貢献できる研究を目指す人
  3. 保健医療への貢献を目指す人
  4. 地域の保健医療活動を目指す人

助産学コースのディプロマポリシー

  1. 母子保健の課題解決に必要な研究を行うための基礎的な能力を有している。
  2. 助産学に関する高度な専門的知識と技術を修得している。
  3. 地域の保健・医療において助産学の高度専門職の果たす役割を理解している。

助産学コースで取得可能な資格

  1. 学位:修士(看護学)
  2. 助産師国家試験受験資格
  3. 新生児蘇生法「専門」Aコース
  4. 受胎調節実施指導員資格

助産学コースが生まれた理由

助産の実践力を持ち、地域の周産期医療や母子保健をマネジメントできる助産師の必要性

鹿児島県では、助産師を必要としている地域に必要数の助産師がいない現状に対して、助産師派遣の取り組みが始められており、助産師としての高い実践力と地域のニーズに応じた周産期医療や母子保健のマネジメントができる人材が求められています。

しかし、既存の学部教育では、助産師としての基礎的能力の習得が目的となっており、実践能力を高める教育が行えていません。また、周産期医療や母子保健という視点の広がりを持った助産師の教育を行っていますが、助産師の視点でのマネジメントの方法論や地域のニーズ・課題を探究するために必要な教育が十分とは言えません。

そこで、大学院教育では周産期医療や地域・離島マネジメントに関する科目を組み込んだカリキュラムを用いて助産師教育を行い、実践力を持ち、地域の周産期医療や母子保健をマネジメントできる基礎的な能力を有した人材の育成をめざします。

鹿児島大学が養成を目指す人材像

大学の中期目標の中で、教育内容及び教育の成果等に関する目標として、大学院課程において「高度専門職業人、研究者の養成をめざした大学院教育の質を向上する」、さらに「地域社会の諸問題の解決に向けて、幅広い観点から取り組む人材を育成する」を掲げており、助産学コースがめざす助産師像も本大学が大学院教育でめざす人材と合致しているのです。

カリキュラムの流れ

助産学コース2年間のカリキュラムの流れ

助産学コース2年間のカリキュラムの流れ(pdf/296kb)

担当教員の紹介

沖利通

沖利通 専門分野 産婦人科学、不妊・内分泌、内視鏡手術、子宮内膜症、東洋医学
研究テーマ
  • 子宮内膜症の病態
  • 婦人科疾患の東洋医学的解析
  • 日帰り子宮鏡手術
  • 不妊検査一般
所属学会 日本産科婦人科学会 専門医、日本産科婦人科内視鏡学会 評議員、日本生殖医学会 代議員、日本生殖免疫学会 評議員、日本受精着床学会 評議員、日本東洋医学会 日本細胞学会 指導医、日本婦人科腫瘍学会、日本女性医学学会、日本内視鏡外科学会、日本エンドメトリオージス学会、日本内分泌攪乱物質研究会
メール oki★m2.kufm.kagoshima-u.ac.jp
★を@に打ち替えて送信してください。

中尾優子

中尾優子 専門分野 助産学、母性看護学、小児看護学
研究テーマ
  • 授乳期の乳房管理
  • 超音波診断法による乳房管理
  • 乳離れの研究
所属学会 日本助産学会,日本助産師会,日本超音波学会,日本母性衛生学会,鹿児島県母性衛生学会,日本熱帯医学会, FOUR WINDS乳幼児精神保健学会,小児保健学会
メール ynakao★health.nop.kagoshima-u.ac.jp
★を@に打ち替えて送信してください。

山本直子

山本直子 専門分野 助産学、母性看護学、小児看護学
研究テーマ
  • 医療的ケア児に関する研究
  • 子育て支援に関する研究
  • 医療的ケア児と家族に関する研究
所属学会 日本母性衛生学会、日本助産師会、日本公衆衛生学会、日本小児看護学会、日本小児血液・がん学会、日本生理人類学会、鹿児島県母性衛生学会、鹿児島県小児保健協会
メール naoko-y★health.nop.kagoshima-u.ac.jp
★を@に打ち替えて送信してください。

井上尚美

井上尚美 専門分野 助産学、母性看護学
研究テーマ
  • 離島で自立して援助が行える助産師養成プログラム
  • 母性看護学実習における倫理カンファレンス
所属学会 日本新生児看護学会、日本母性衛生学会、鹿児島県母性衛生学会、日本助産学会、日本母性看護学会、看護科学会、日本看護倫理学会
メール midwifeb★health.nop.kagoshima-u.ac.jp
★を@に打ち替えて送信してください。

若松美貴代

若松美貴代 専門分野 助産学、小児看護学、母性看護学
研究テーマ
  • 妊娠中から産褥期にかけてのメンタルヘルスに関する研究
  • 乳幼児のテレビ・ビデオ視聴からとらえた育児環境と母親の意識に関する研究
所属学会 日本母性衛生学会、日本助産学会、日本周産期メンタルヘルス学会、日本小児看護学会、日本産科婦人科学会、日本健康学会、日本看護教育学会、鹿児島県小児保健学会、鹿児島県母性衛生学会
メール mikiwaka★health.nop.kagoshima-u.ac.jp
★を@に打ち替えて送信してください。

津留見美里

津留見美里 専門分野 助産学、母性看護学
研究テーマ
  • 冷え取り靴下着用による身体温度および主観的感覚の変化
  • 島外出産を余儀なくされる妊産婦の想い
所属学会 日本助産学会、日本母性衛生学会、鹿児島県母性衛生学会
メール m-tsurumi★health.nop.kagoshima-u.ac.jp
★を@に打ち替えて送信してください。

萬歳優美

萬歳優美 専門分野 助産学、母性看護学
研究テーマ
  • 周産期に触知する乳房のしこりに対する助産師の意識調査
  • 女性のプレコンセプションケアに関する研究
所属学会 日本新生児看護学会、日本母性衛生学会、鹿児島県母性衛生学会、日本助産学会
メール mnsai-tr★health.nop.kagoshima-u.ac.jp
★を@に打ち替えて送信してください。